和気神社
岡山県和気郡和気町の和気神社です。
岡山方面にドライブに出かけ閑谷学校などを訪れたついでに立ち寄りました。
訪れた日は、好天にもかかわらず秋の観光シーズンから外れていたため、なんと参拝者は皆無。しかし、春の藤のシーズンや桜と紅葉のシーズンは、観光客が大挙して訪れるらしいです。
まず、参道の入り口で我々を迎えるのは、「和気清麻呂」像。この銅像は、かつて奈良県立橿原考古学研究所付属博物館の玄関前にあったものですが、1983年に和気町に寄贈されたということです。わたしが小学生のころ遠足で博物館を訪れたとき、この像があった記憶がはっきり残っています。

社殿の配置はごくオーソドックスで、付近の風景とあいまって、ゆったりとした敷地に伸々とたたずんでいます。また、特筆されることのひとつに、和気神社には、和気氏の守護神である『狛猪』が参道鳥居前と拝殿前に鎮座しています。
道鏡事件をはじめ和気清麻呂に関する逸話など、その由来を関連サイトや文献を参照されると、いっそう興味深いことがわかるとおもいます。
さて、小説の展開に関する話に移りますと、記紀では、菟餓野において誓狩に出た香坂皇子を倒したのは赤い猪ということになっています。
一方、神社由緒によると、
『第11代垂仁天皇の皇子 鐸石別命(ぬでしのわけ)の曾孫である弟彦王は、神功皇后に反逆した忍熊王を和気関に滅ぼした功により、藤原県を与えられ土着した。その弟彦王(おとひこおう)を祖先とする和気氏は備前・美作両国に栄え、その12代後裔が和気清麻呂公・和気広虫姫である。』
とあります。
このことより、様々な考察がなされますが、おそらく和気氏の祖先は、香坂、忍熊両皇子の討伐に、深くかかわっていたと考えるのが自然とおもわれます。
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