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今年最後のクルージングに出ました

大晦日の今日、天候は午前中曇り、海況は実に穏やかでした。特に魚住から江井ヶ島にかけての海岸沿いは、水面に艶があるベタ凪といってよい海面で、船底に海水がねっとりまとわりつくような異様な走り心地でした。

Awaji1 先の「イアイニチ」の話で述べたように、淡路島北西部の海域は潮流の影響で海況が不安定になりやすく、島西岸ににたどり着ける日すら限られます。
が、画像でほんの少し波が立っているのが見えるように、このあたりで潮目に当たって少し揺られた以外は、今日はさすがにブリッジからカメラを構えられるぐらいの余裕でクルーズできました。ここは野島江崎付近から東に見た淡路の島影で、右上の山頂に大阪湾海上交通センターが見えます。

Iwaya 明石大橋南側の橋脚を通過すると、岩屋港の周辺にヨットやプレジャーが多く航行していましたが、本船航路に大型船は視界内に一隻もいない閑散時で、これは初めての体験です。

Kyokyaku大橋と平行に北向き航路横断して北側橋脚に近づくと、遊漁船や個人の釣船がわんさか。この皆さんは、正月の食卓をかざる大鯛をねらっていらっしゃるのでしょうか?大物があがるといいですね。

ほんの一時間あまりのクルーズの後、二見に帰り着くと午前11時、午後から別件のため陸に上がらねばなりません。が、、惜しくもこの時間になってから暖かそうな日差しが…。午後から出かけることができたなら、今日はさらなるクルーズ三昧になっていたことでしょう。

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マリンオーディオ近況

季節は12月、冬となりましたが、ボートの上では過ごしやすい日々に恵まれています。ことに密閉できるキャビンの中では、日差しがあると暖房の必要はほとんど感じません。天気の良い休日には、どこという目的地はありませんが、播磨灘をあちこちクルージングしています。ただし、このあたりは風向きが西から北西のとき海況が不安定になる傾向があり、そんなときは桟橋に係留したまま艇内ですごしています。自分だけのあたらしい「部屋」がもうひとつ増えたという感じです。

さて、キャビン内でCDをかける場合、先述のようにポータブルDVDプレーヤーよりアナログにてMDレシーバーに結んでいましたが、ケーブル長が4mもあり、決して良い音質とは思われず、何らかの改善策を検討していましたが、この1ヶ月ほどの間にデジタル伝送と外着けDACによるグレードアップを実行しました。

当初、DACは自作品で用意すべくいろいろ検討していたのですが、ある程度のクオリティーをもって、かつ12V単一電源で動作できる回路が必要で、設置するスペースがスロットルレバー近傍の実に狭い空間しか用意できないことから躊躇していました。
Esi_drdac そこへもって、この用途にうってつけのDACが完成品でみつかりました。その名も「Dr.DAC」。
この機器はDA変換にAKM(旭化成)のAK4395を使用、出力アンプにバーブラウンのOPアンプOPA2134PAが投入されています。このOPアンプはオーディオ用として広く定評をもつOPA604APなどと同等に近いクオリティーを持ち(と私は思う)、それをDC-DCコンバーターにて±15Vで電源供給されているという、自作品ではなかなか出来ない仕様が小さい筐体につまっています。なんせ、このフネのオーディオ装置の中で最も高価な機器でありますから。(笑

Drdac まず、DVDプレーヤの同軸出力から同軸ケーブルでDACに接続してみました。実に元気のいい音です。多少荒削りなところはありますが、あとでアンプやスピーカーの調整で良い方向に追い込みが可能な範疇です。
しかし、新たな問題が浮上しました。艇体がFRPのため、金属ボディーアースのできる車とは異なった対処が必要です。

・車のようなボディーアースによるシールド効果を期待できない。
・電源ラインはDC12V単一のため、マイナス側は他機器と共通にせざるを得ない。
・したがって、どうしても信号のシールド線と電源により接続機器間で長いループになる。

で、ワイパーなどモーターを使う電装品を起動すると、デジタルラインがノイズを拾って一時音声が気絶するという症状が出ました。光接続にすれば、一挙問題解決なんですが、トランスポートとなるDVDプレーヤーには同軸出力しかありません。

Optunit そこで作ったのがこれ。74HCU04の2ユニットとTOSリンクで組んだ同軸出力を光送出させるユニットです。
ジャノメ基板での配線は久しぶりで、ランドタッチが2ヶ所ばかり発生、それを見つけるのによけいな時間をとり、この小さな基板を配線するのに足かけ二日かかってしまいました。視力の低下は予想以上に進んでいます。

Dvdopt そんなこんなでこの作業に腰を上げてから2週間ほどをかけて、ようやく光送出ユニットの艤装を完了しました。ポータブルDVDプレーヤーの後ろにある小さい黒箱がそうです。
クルージングの際は、いつものように好きなディスクをかけて自宅にいる時と何ら変わらずゴキゲンで楽しめます。

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PA係 顛末記

11月12日の御所市リサイクルフェスタと11月19日の宙(おおぞら)塾「子どもおんまつり発表会」の二回、先述の装置によりPAを実施しました。

Gosepa2 御所市の会場は、市役所隣接の公園で、時おり小雨の落ちる天候の中敢行されました。約3000人の来場者があったとのことですが、公園中央の広場はゆったりとした広いスペースで、人の密度はそれほど高いとは思えませんでした。

Gosepa1 で、当初使うメインアンプは、手持ちで最も大きい出力をもつパワーMOS-FET100Wアンプ(画像左)を起用する予定でしたが、リハーサルでテストしたところ、少々小さい出力でも必要な音量は可能と判断して、予備に持っていった画像右側の真空管アンプを急遽起用しました。
このアンプは、オーディオ出力管だけでなく、送信管やTV水平出力管も使用可能に設計したユニバーサルアンプで「お駄球の旅が始まるアンプ」と称しています。出力は約40W/ch、出力管は「6384」という米軍放出の軍用管です。50年代60年代の冷戦時代、新電子兵器開発華やかな時代に多用された真空管で、主にレーダーディスプレイの水平偏向回路に使われていたと言われています。きわめて堅牢な構造を有していて、航空機が墜落しても真空管は生き残るであろう耐G性能がデーターシートに記されています。
さて、イベントが進行するに従って、マイクを持つ人が変わるたびに、音量レベルの大小が激しいことに、かなり戸惑いました。音がひずむまで大声をはりあげる方とか、ボーカルのサビの部分でことさらマイクを近づける方…。
あと、電源延長コードをお客さんが引っかけて電源が落ちるトラブルが数回ありましたが、それ以外は大きいトラブルもなくその日は無事終了しました。

真空管アンプに興味を示されるお客さんは、70歳前後の戦前戦中を知る世代の方々がほとんどで、たいがいのの方はPAの音が真空管から送り出されていることを知らずに聴いておられたのが少々残念でした。しかし、音質に関する評価はおおむね良好のようだったので胸をなで下ろしています。

Kohpa1 一週間後の11月19日「子どもおんまつり発表会」の会場は、奈良市ならまちセンター。ここは屋内施設がメインで、PAを使う屋外のスペースは大型の体育館程度の面積で、御所の会場よりは装置の能力に余裕をもって臨めると思っていました、当初は…。
ところが、ボーカルのリハーサルのとき、例のサビで声を張り上げた瞬間、100Wアンプのプロテクトがカッチーン!。連続したクリップ状態では、リミッターの働きもむなしく信号は「直流」と化してしまうようです。そこで今回も6384PP真空管アンプを起用。
Kohpa2 なんとこの日も雨が降ったり止んだりの天候、スピーカーもにゴミ袋でにわか作りの傘を被せての働きとなりました。
機材のトラブルはたいしたことはありませんでしたが、このイベントはプログラムの進行が御所のイベントとは比べものにならないぐらい複雑で、何回か曲の選択やスタートのミスを犯してしまいました。マイクのセット位置やタイミングも事前に解っていれば…、という段取りのちぐはぐもあって、これは初回なるがゆえしかたない部分だったかも知れません。来年はもうすこしマシにできるであろうとおもっています。Kohpa3

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